怒濤の1ヶ月半を振り返る(4)ミード祭、多賀城市民音楽祭

■11月5日(土)
この日は世界的に著名なユーフォニアム奏者である、スティーブン・ミード氏が来仙するイベント、「スティーブン・ミード祭」が開催されました。何分「祭り」と言う事で、弘前のVisual4さん、東松島ユーフォニアム・テューバアンサンブルさん、そしてボクらゆぅちゅうばの各々に、イベントに演奏で華を添えて欲しいとサンリツさんから依頼をいただいたのです。

しかし演奏が土曜日の午後と言うのと、翌日のブラス☆ソルティさんの定演を控えていると言う事情もあり、ゆぅちゅうば単体での演奏は厳しい状況となりました。同様に、東松島ユーフォニアム・テューバアンサンブルさんとVisual4さんも単体での演奏が出来ないとの連絡があり、なら一緒にやりましょう、と言う事になりました。

そうなると、全員揃っての合わせ練習が当日のみになりますので、あまり厳し目の曲は避けようと言う事で、今までに演奏したり、編曲してストックになっている曲からポピュラーなものを選び、それに新譜として「誰も寝てはならぬ」を追加してプログラムを組みました。

当日はサンリツ仙台本店に集合し、V4さんが13時位に到着するのを待って合わせ練習を進めます。何分テューバ奏者に比べてユーフォ奏者が圧倒的に多い状態でもありましたので、バランス等を考慮しながら演奏する人数を急ぎで調整し、15時に会場であるベルエア仙台へ向かいます。

さて、演奏する部屋に入ろうとしますと、学院大SWEのお師匠であるT先輩がいらっしゃいます。事前に「何分思い通りに練習が出来なかったので、事故るかも知れません」と言い訳をして演奏に臨みますが…

会場にはスティーブン・ミード御大と、山岡 潤先生がいらっしゃって、ボクらの演奏をお聴きになるとのこと。これは一大事です。プレッシャーを感じた所でどうしようもないのですが、緊張感が跳ね上がります(苦笑)

肝心の演奏は、皆さんの頑張りもあって、大きな事故なく終える事が出来ましたが、自分としてはかなりダメでした。クリティカルダメージを受けた感じで、ひとまず会場から撤収し、一度帰宅し、かみさんの送迎のために出直す事にしました。

夕方にかみさんの送迎を終えた後、同じ会場で開催されたレセプションに参加しました。このレセプションで知ったのですが、どうやらボクら「ゆぅちゅうば」は特色のある選曲で意外に知られているようで、首謀者としては逆にびっくりしました。

レセプションが終わってからは、V4さんの皆さんとお会いしてみたいと言うかみさんが合流しまして、2次会に流れて行きます。行った先は皆さんの宿泊場所から近い飲み屋です。本当はボクらがホストとしてお迎えするつもりだったのですが、逆に結婚祝いとしてご馳走になってしまい、本当に申し訳ない事をしてしまいました。この埋め合わせはいつか(苦笑)

■11月6日(日)
例年、多賀城市民音楽祭は多賀城市教育委員会の主導で、多賀城市文化センターで開催されているのですが、今年は震災の影響もあり、開催は困難だったようですが、有志で実行委員会を組織し、小規模ながらも会場を城南小学校体育館にして、何とか開催にこぎ着けたそうです。

今回は多吹さんと育英高校の合同に、利府吹さんのメンバーを中心としたお手伝いメンバーが加わっての演奏です。若吹からもバリチューコンビとトップのクラ吹きさんがお手伝いで参戦しました。

会場は何分体育館でもあり、楽器が冷えてしまうのが難点ではありましたが、奇遇にも以前合唱団エピスでご一緒していた方が別の団体で出演しており、久しぶりの再会でびっくりすると言う嬉しいハプニングもありました。

しかし、この所体調がすぐれない事もあり、本番終了後は夜にあった若吹の総会を泣く泣くお休みし、自宅療養する事にしたのでした…