朝から晩まで「吹き放題」

■11月14日(日)
この日は、たがじょう金管まつりの本番当日です。5回目の開催となる今回のテーマは「吹き放題」。濃厚な金まに相応しい、骨太かつ豪快なテーマです(笑)

多賀城文化へは朝9時入りです。ボクは金ま実委ではないのですが、ゆぅちゅうばで朝の会場準備を手伝う事にしましたので、眠い目を擦りながらかみさんと一緒に出掛けます。

かみさんにはゆぅちゅうばの付き添いをしてもらう位の認識しかなかったのですが、どこに行っても何か仕事を見つけてしまう性分と言う事で、自ら受付の手伝いやら何やらまでやってくれました。いやはや申し訳ねぇっす。

さて、朝の準備は人海戦術でスムーズに進みましたが、Euphのしょうちゃんが靴を忘れて取りに戻り、Tubaのふじよしさんは予定よりも更に遅れて到着することになりまして、ゆぅちゅうばのステージリハは止む無くふじよしさん抜きで進行する事にします。短い時間でカツカツではありますが、最低限の危険ポイントは押さえる事が出来ましたので、成果ありとします(笑)

その後そのまま合同のリハに突入します。合同ステージの裏テーマは「公開処刑」ですってよ(苦笑)。最初はユーフォ・テューバアンサンブル版「ロマネスク」で、ユーフォとテューバが公開処刑されます。続くアルヴァマー序曲では、「金管楽器に木管パートを吹かせる」と言う事で、一部メンバーが公開処刑されます。ちなみに、ボクも3rdクラのパートを拾いながら吹きまして、2曲連続で公開処刑です(爆)

最後はお決まりの星条旗。Tubaのタマロさんの単独処刑でリハ終了、お昼タイムに入ります。この頃にはふじよしさんも無事到着で、やっとメンバーが揃います。でも、ふじよしさん寝てないんだって…大変でござるよ。

さて、お昼も終わり、最初に実行委員アンサンブルで演奏したタマロさんが合流し、開演と同じ位のタイミングで音出し&練習に入ります。ここでがっちり吹くと本番で崩れてしまいますので、色々チェックしておきたい所はありますが、出来るだけ無駄を押さえてチェックします。

あとは野となれ山となれと言った感じでステージ袖に向かいます。前に演奏しているのはトロンボー一味の皆さんです。袖では見えないのですが、いつものようにネタを連発しながら演奏しているようです。相変わらず芸達者だなあと感心します。

さて、ボクらゆぅちゅうばの出番です。今回も「行進曲『虹色の風』」と「吹奏楽のための民話」と言う、吹奏楽コンクールネタをゴリ押ししての演奏です。全員が揃っての練習は当日しか出来なかったのですが、みんなの頑張りにより、大きな事故もなく、まあまあの演奏になったように思います。

当日の裏方で、ブラス☆ソルティ指揮者のKさんからは民話にお褒めの言葉を頂いて、何だか嬉しい気分になってステージを降ります。ちなみにKさん、「来年の支部祭では民話をやる!」とおっしゃってました。実現するかどうかは別にして(笑)

しばし休憩したあと、合同ステージです。3曲の「公開処刑」メニューが待ち受けています(笑)。ロマネスクはまあまあの感じ。最後の和音が会場を温かく包んだような気がしました。自分が編曲したものが、これだけ多くのメンバーに演奏してもらえるって、本当に嬉しいことです。それからのアルヴァマーと星条旗はいつもの雰囲気にもどり、ある意味「勝手に吹き放題」で締めくくったのでした。

今回のまつりに関して、苦労を重ねながら準備頂いた実行委員のみなさん、一緒に頑張ってくれたゆぅちゅうばメンバー、他の皆さんにも感謝感謝です。

もちろん、色々手伝ってくれたかみさんにも。

これで終わり、後は打ち上げと言うのが一般的なパターンですが、28日に開催される「Wind Masters Vol.2」に参戦するため、夜はそちらの練習に初参戦です。この日を含めて、本番まで3回しか練習が出来ませんので、若吹の練習はしばしお休みを頂く事にしました。若吹の皆さん、本当にごめんなさい。

このWMSですが、昨年に続き全曲アルフレッド・リード博士の作品のみを演奏します。今回のメインは第三交響曲です。ヘコヘコの状態で練習会場に行くと、知らない人が多数います。ウォームアップしている音を聞くと、一定以上腕の立つ人が多いようです。

指揮は楽団Pでとってもお世話になったHびやんです。彼の要求に応えられるだろうか…と不安になりますが、合奏が始まった途端、その心配は吹っ飛びました。分かりやすくかつ的確に合奏を進めて下さるその姿は、以前と変わりありませんでした。

そんな訳でエルカミとアーデンはまあまあスムーズに流れていきましたが、さすがに第三交響曲は難しいものです。こればっかりはボクも細かい音などを追いきれず、途中で何回も落ちてしまいました。次回の練習までにもう少しちゃんと曲を把握しておきます。

と言うわけで、日中の金まからWMSの練習に至るまで、まさに「吹き放題」の一日を過ごしたのでございました(笑)