分かってないヤツは嫌いだ

震災から2ヶ月が経とうとしています。おかげさまで、ボクらの生活は概ね平時に近い状態になりました。インフラ復旧にあたり、長期に渡りご尽力頂いた皆さまには、本当に感謝の念でいっぱいです。

現状としては、若吹は練習場所を利用する事が出来ますので、少数のメンバーが集まり、細々と楽器を吹いていますが、他の仙台市内の一般楽団さんについては、練習場所となる仙台市内の市民センターの大部分が未だに休館しており、練習を再開出来る見通しが立っていないものと思います。

今は福島原発の問題がクローズアップされており、福島から他地域に避難されている皆さまが、避難先で「福島から来たと言うだけで放射能が伝染するからと避けられる」「福島から持ち込んだモノから放射能が伝染する」などの差別を受けているとの報道がされています。何たる体たらくかと、実に腹立たしい思いです。

いわゆる風評被害とは違いますが、ボクの周りでも今回の震災に乗じて、自分のやりたいように勝手な事をやって、周りを混乱させている人がいます。また、自分では何もしないくせに、言いたい放題の人もおります。

個人的には実名を晒して、立つ瀬を無くしてやると良いとは思いますが、さすがに性急ですので、しばらくは動向を注視しつつ、これらの愚者がしかるべき報いを受けるようにして行きたいと思っております。

最近は各地でチャリティ名目の演奏会が開催されているようですが、仙台市内並びに近郊のホールの大部分は震災被災者の避難所になっているか、ホールそのものが多少の損傷を受けている状態であり、いつ利用再開出来るとも分からない状況にあります。そのため、各楽団の演奏会も中止になったり、開催が危ぶまれております。もちろん、ホールを使用する吹奏楽コンクールもどのようになるのか分かりません。

先行きが不透明な所が多々ありますが、様々な状況を鑑みながらやって行こうと思います。