結婚式

前撮りロケーションフォト

これは、結婚式当日に着る衣装、当日は着ないけれど着ておきたい衣装で写真を撮ると言うものです。結婚式当日は予定に追われるため、ゆっくりと写真を撮っている暇なぞありませんので、別に日程を取っておくことで、色々な場所でバリエーション豊かな写真を撮ることができます。ボクは茶タキシード&白タキシード&羽織袴、カミさんは白ドレス&赤ドレス&打ち掛け&白無垢で撮影しました。

茶タキシード&白ドレス(結婚式&披露宴前半で着用しました)


二人で楽器を持っています。もちろんヤラセです(笑)


実際にポーズを取る時は恥ずかしいのですが、写真になるとイイ感じ(笑)

白タキシード&赤ドレス(披露宴後半で着用しました)


カミさんの笑顔全開。ベストショットだと思います(笑)


本人、必要以上に頑張り過ぎの感があります(苦笑)

羽織袴&打ち掛け&白無垢(挙式当日は着用しませんでした)

2011/02/13 結婚式&披露宴

ウチを8時に出て、会場のパレスへいあんにはほぼ開館と同時に入ります。まず最初に会場に入り、披露宴と二次会で演奏する、いきものがかりの「ありがとう」の練習と仕込み伴奏との音量調整、そして楽器の隠し場所(サプライズ企画ですので)の確認をします。

あんまりやり過ぎるとバテますので、程々にして新郎新婦専用の控室へ入ると、この日まで諸々の打ち合わせでお世話になってきたスタッフの皆さんからの寄せ書きが置いてありました。嬉しさと「今日で終わりなんだなあ」と言う寂しさも感じつつ、まずは挙式の衣装に変身します。椅子に座ると、ちょっとお腹の辺りがキツいのが心配ですが、そこは我慢の子です(苦笑)。

↑こんな感じです。二人の間にいるのは、ボクの姪っ子(兄の娘)です。この後の移動の際、新郎新婦と一緒に行動したため、3歳にして花嫁専用エレベーターに乗ると言う快挙を成し遂げてしまうのです(笑)。この後は記念撮影を経て、教会での挙式です。高校・大学とミッションスクールに通ったボクですので、讃美歌を歌うのはもはやお手のものです(笑)

そんな訳で、挙式の目標は【讃美歌を歌う】にしていたのですが、結構ガッツリ歌いましたので、目の前に立っている牧師さんもニコニコ(だって、新郎新婦で讃美歌をガッツリ歌う人っていないでしょうから)、隣りに立っていたカミさんは「本当に歌ってるよ」と思い、肩を振るわせて笑っていたそうです。指輪交換や誓いのナントカも無事に済ませ、挙式を終え、後ろから中庭に出ます。

↑この写真を見ると、何だかボクらだけのようにも見えますが、実際には参列者の皆さんが待ちかまえています。お金があれば、この後フラワーシャワーが舞うのですが、実際は貧乏夫婦のボクらがせっせと準備した紙吹雪と折り鶴が舞いまして、頭に折り鶴が当たり、ちょっと痛かったりするのです(苦笑)

この後は披露宴です。一旦控え室に戻り、参列者の皆さんが会場入りするのを待って、新郎新婦の入場でございます。新郎新婦は披露宴で食事をする暇なんかないよ、と多くの方から言われていたこともあり、披露宴での目標は【出たご馳走を完食する】としていました。披露宴前半は特段演出の類も少ないので、隙を見てご馳走を頂いておりました。前半の最後は「チャイルドブーケ」です。子供が新郎新婦に花束を贈呈するってやつですね。

プレゼンターはボクの姪っ子と、カミさんの甥っ子です。花束を頂いたお礼として、姪っ子にはスティッチの大きめなぬいぐるみ、甥っ子には某ギフトカードを贈呈して記念撮影し、そのまま退場します。

お色直しを終えて再入場です。慣れないキャンドルサービスも何とか無事に終了しまして、ボクらのプロフィールや前撮りロケーションの模様を収めたDVDを上映します。この間がボクらに取っては絶好のお食事時間になる寸法でございます(笑)

それから、参列者の皆さんにインタビューして回ると言う無茶振り企画を決行します。さすがにボクらでは無茶振りする勇気がありませんので、ボクらは対象者をくじ引きで決め、百戦錬磨の志津さんに会場内を練り歩いて頂く訳です。

その後が色々盛り沢山になります。前半でケーキ入刀に使ったケーキ(ちゃんと食べられるケーキですよウインク)を皆さんにお配りします。しっかり皆さんにお配りした残りを自分たちの分としてちゃんとキープしておきます。

ここで通常は両親への手紙「お父さん、お母さん、今までお世話になりました…」の展開なんですが、音楽をやっているボクらですので、音楽でその気持ちを伝えよう…と言う事で、朝に最終合わせをした「ありがとう」を演奏します。関係者には内緒にして準備を進めておりましたので、サプライズとして結構好評だったようです。

最後は父親に両家代表謝辞をしてもらい、締めにボクの挨拶です。演奏が終わって相当安心したせいか、考えておいた挨拶の内容が脳内から吹っ飛んでしまう事態に(苦笑)保険のため内ポケットに入れておいた文面を少し見たら、話す内容を無事思い出しまして、カミさんとの馴れ初めや結婚を決意した経緯を話して、無事終了です。

そんな訳で披露宴も無事終了し、控え室に戻ります。ここで二次会に向けてしばし休憩でございます。披露宴の時間内に食べられなかったケーキ類、肉料理、鯛赤飯を頂き、胃袋はすっかり満足します。

★当日のセットリスト★
・新郎新婦入場
♪音楽祭のプレリュード
・乾杯の音頭
♪「王様のレストラン」サウンドトラックより「序曲」
・ケーキ入刀
♪「王様のレストラン」サウンドトラックより「勇気」
・チャイルドブーケ
♪となりのトトロ
・新郎新婦退場
♪情熱大陸
・お色直し入場、キャンドルサービス
♪ディズニープリンセスメドレー(NSB)
♪美女と野獣(NSB)
・ケーキサーブ
♪「王様のレストラン」サウンドトラックより「愛すべき客達」
♪「王様のレストラン」サウンドトラックより「ギャルソンのボレロ」
・両親へ花束贈呈
♪アマポーラ(Euph Solo Ver.)
・新郎新婦退場
♪ロマネスク
・参列者お見送り
♪Duerume
♪Desidete

2011/02/13 二次会

二次会はボクらがいつもお世話になっている吹奏楽関係者に集まって頂いての開催です。当初はボクらのためにどれ程の皆さんが集まってくれるのだろうか…と相当心配しておりましたが、最終的には披露宴よりも多い60人以上の皆さんに集まって頂けることになり、「自分たち、人望なかったね」と肩を落とさずに済みそうです(笑)

会場の入り口で、参加者をお迎えするのがこのプレートです。「THE 二次会」ってのがちょっと笑えますが、二次会の担当さんの発案により、打ち合わせの初っ端で決定したものです。予定通り18時半に開始となり、新郎新婦の入場です。披露宴と同じくBGMは音プレ。音プレが流れた瞬間、扉の向こうで爆笑しているのが待機しているボクらにも聞こえます(笑)

 

扉が開き、待ち構えていた皆さんからは喝采の嵐(笑)

披露宴と同じく、各テーブルを回って皆さまにご挨拶をしまして、メインテーブルに向かいます。で、折角結婚式場で二次会をさせて頂くってのもありますので、ここでもしつこくケーキ入刀は行います。

ちゃんと食べられるケーキでございます。レプリカではありません。ありがたい事に、このケーキ代も参加費の予算にまとめて頂いたものなんです。

披露宴で一度経験済みのケーキ入刀ですので、二度目は余裕で皆さんの写真撮影に応えます。その後のファーストバイト(お互いに食べさせ合うやつですね)も順調かと思いきや…幹事チームの皆さんの差し金で、「おたまでケーキ」の無茶振りが課されてしまいます。覚悟を決めて食らいついたまでは良かったのですが、口が塞がり、クリームで鼻の穴が塞がり、一時的に呼吸困難でもがく羽目に(苦笑)

その後は皆さんからのお祝い余興になります。仙フィルのT先生からは仕込み伴奏でソロのプレゼントを頂きます。演奏も当然のようにバッチリですから、終盤の「ありがとう」の立場がないねーなどと思ってしまいます。お次は産廃おぢさんの無茶振りショーです。何かやってボクらを引きずり込むと言う話を聞いてはいたのですが、どんなメンツで何をやるのかは極秘にされていました。

メンツは誰かと言うと、ボクと仲良しのオッサン連中が中心でして、その中には何と仙フィルのHびやんの姿も!翌日がバレンタインデーなのを掛けて「バレンタインデーキッス」を気持ち悪いコスプレで踊りまくり、最終的にはボクらにキスを強要すると言う無茶振りな展開でした。それでどうしたのかって?もちろん長めにキスを見せつけてやりましたよ(笑)

その後しばしのご歓談を挟んで、ボクら演奏の「ありがとう」を。演奏中にカミさんが演奏する所を間違えてしまい、一時的にメロディが脱落してしまいます。「次(リハーサルマークの)Gね」と教えた所で会場前方が爆笑の渦に。「ここで笑いを取る予定はなかったんだけどなあ」と思いながら最後まで何とか演奏します。それでもウルウルして下さった方が複数人おられたようで、演奏して良かったなあと思ったのです。

最後は新郎から新婦への手紙朗読でカミさんを泣かせるサプライズと言う触れ込みで、しばらく前に準備しておくように言われたようなのですが、何分口頭でしか言われていませんでしたので完全に忘却の彼方へ(爆)

二次会の前に幹事さんから「進行の中に入れちゃってるから、何とかしてね」と言われてから何となく考えた末、今までの紆余曲折と結婚しようと決めた経緯をカミさんに語りかけつつ、皆さんに紹介するスタンスで行くことにしました。ただ、それ以上の細かい所まで考える時間がなかったため、話があっちゃこっちゃに逸れてgdgdな展開になってしまいます。

それでも、「一度別れる寸前まで行った事で、カミさんがボクに取って掛け替えのない存在である事に気づき、もう別れないと決意した」辺りの話は皆さんの心に大分響いたようで、何とか締める事が出来ました(汗)

参加者の皆さんをあらかたお見送りしてから、ゆぅちゅうばのメンバー全員、そして今回お世話になった幹事チームの皆さんと記念撮影をします。

後は着替えを済ませ、朝からお世話になったパレスへいあんを後にして三次会の会場に向かいます。ボクらが会場に到着すると、既に三次会は始まっており、大体30人程の皆さんから熱烈歓迎を頂きます。

しかしそれから程なく、ある二次会の参加者がどこかに家の鍵を落としてしまったらしい事が発覚します。ゆっぴぃさんがパレスへいあんに電話をしてみますが、何分22時を過ぎていますので、閉館ガイダンスが流れるのみです。一か八かを狙ってパレスへいあんの裏口から建物の中に入ってみると、ちょうどスタッフの皆さんが退勤されようと言うタイミングでした。

スタッフの皆さんは朝から晩までの仕事で相当お疲れの状態にも拘わらず、四方八方手を尽くして頂いた結果、1階のトイレに落ちていた鍵を参加者本人の手元に戻すことが出来ました。カミさんとは「この埋め合わせはちゃんとしないとね」と話し合って帰宅の途へ就いたのでした。

今回の挙式に際して、多くの皆さんから物心両面で過分なお祝いを頂きました。お礼がさっぱり行き届かず申し訳ない気持ちで一杯ですが、これからも引き続き色々とお世話になるかと思いますので、どうぞ仲良くお付き合い頂ければと思います!