■3月6日(土)
宮城県吹奏楽連盟の主催で、「第1回62万石吹奏楽祭」がイズミティ21大ホールで開催されました。今年度(2009年度)より吹奏楽コンクールでは職場部門と一般部門が統合され、職場・一般部門となりましたが、とかく吹奏楽連盟から見放された存在である職場・一般部門にも目を向けますよ、とアピールする狙いがあるのでしょう。
しかしその実態たるやお粗末なものでして、本番前に音を出せるのは、チューニング室でのたった15分のみ。15分で音出しとチューニングをしろと言うのはちょっとどうかと(自分たちで小ホールを借りて練習したので、何とかなりましたが)。せめて各団体向けに小ホールで音出しをする時間はいくらかあっても良かったのではないかと思います。他にも色々連盟側の対応に問題はありましたが、ここでは省略します。書くのも読むのもあまり気分の良いものではありませんで(苦笑)
さて、今回は利府吹さん、多吹さん、古川ウインズさん、若吹(太白ウインドも実は含まれます)の合同で「ローマの噴水」を演奏します。一昨年度からローマの松、祭をクリコンで演奏して来ましたので、今回がローマ3部作の最終年と言う事になります。これだけの大曲ですから、そうそうまともに演奏出来るはずではないのですが、それでもやっちゃうのです(笑)
当日は9時に小ホールへ集合し、めいめいに音出しをして10時から合奏開始です。ここでメンバー全員が揃うのが理想ですが、朝まで仕事をして来るお父さんや、お子さんの卒業式に出て来るお母さんもいて…なかなか大変です。
出演団体からの抽選によって選ばれたメンバーの合同演奏の練習が11時半から控えておりましたので、11時には合奏を切り上げ、あとは本番前の集合まで一時解散となります。時間的にはまあまあ余裕がありますので、古川ウインズの参加メンバーと泉中央駅ビルの飲み屋でランチメニウを頂き、のんびりと会場に戻り、集合し、チューニング室に行き、ちょいと音出しをしてから軽く合わせ、ステージに行って演奏します。
結果としては、決して上手とは言えない演奏だったとは思いますが、大きくバラけることもなく、3部作を有終の美で飾ったと言う事にしておきましょう。音楽祭自体は土曜日にもかかわらず、それなりの集客だったように見えました。
終演後19時から連盟主催の懇親会です。利府吹さん、古川ウインズさん、そして若吹のメンバーの一部が参加します。正直面倒臭せえなあと思っていたのですが、参加してみると微妙に面白かったり、御歳89歳のクラリネット吹きのスピーチに感銘を受けつつ、そろそろ終わりが見えてきた辺りで早退します。
何で早退するかと言いますと、別に合同での打ち上げがあるからなんですねえ。自分としては珍しく皆さんとお話しまして、大分喉を痛めてお家に帰りました(笑)
何でも来年の演奏曲は何だか凄い曲になるらしく…怖いの半分、楽しみなの半分でございます。