みのる、初めて飛行機に乗る(1)

妻は数年前、勤務先の社員旅行で長崎旅行へ行った際、軍艦島への上陸も成し遂げておりましたが、ボクは軍艦島上陸はおろか、九州にすら行ったことがありませんでした。先の臨時収入により、夫婦で長崎に行ける目途が立ちましたので、年末年始に行くことにしました。しかしながら、行くのは年末年始。昨年の浜松と同様、スポットや飲食店の休業が懸念されましたので、旅に出る前の週までその辺りの調整に腐心しておりました。

■12月29日(木)
早朝5時にウチを出発し、仙台空港に向かいます。年末年始は周辺駐車場の混雑が見込まれるというので、予約しておいた近隣の駐車場に車を停め、歩いて空港に入ります。飛行機離陸の1時間半近く前と早い時間でしたので、保安検査場もスムーズに通過し、売店で買ったおむすびを食べてのんびりします。

行きは7時35分発の伊丹空港まで飛び、そこから乗り換えて長崎空港へ飛ぶ行程になります。初めての飛行機、初めての離陸は結構ドキドキしておりました。だって凄い速度で助走して離陸するんですもの(笑)離陸してしばらくすると、眼下に逆ハート形の沼みたいなのが見えてきます。これって何だろうと思って後から調べてみると、栃木・群馬・埼玉の県境が接している所の近くにある、渡良瀬遊水地でした。(地図で見ると縦長のハート形に見えます)その後は富士山の上空を通過します。その光景にさすが日本一の山だ、と感心します。

伊丹空港には9時位に着陸し、一旦飛行機を降りるのですが、どうやら長崎空港に向かうのも同じ飛行機だと言うのが分かり、仙台から長崎までご一緒するCAさんと少し仲良しさんに(笑)長崎空港には11時10分頃に到着し、レンタカーに乗り換えようとするのですが、空港は大村湾の離れ小島、レンタカーの営業所は橋を渡った先にありますので、送迎車に乗せられ連行されます。さあ、長崎旅行の始まりです。

まず向かうのは佐世保のハウステンボスです。概ね北の方向に1時間走ると到着です。車は宿の駐車場に止め、場内に入ります。色々見て回りたい所もあるのですが、お腹が空いて大変ですので、佐世保バーガー「ダム」で昼食にします。見た目は結構ボリューミーなんですが、食べた後も胃もたれせずいい感じでしたが、ここまでの行程でそこそこ疲れて眠気もありましたので、一旦宿に戻って休憩し、夜に出直すことにしました。

そんなわけで、夜になりました。夜のハウステンボスはイルミネーションが非常にきれいです。実は当初、ハウステンボスに行く予定ではなかったのですが、行きつけの接骨院の先生から夜のハウステンボスは行く価値があるとお勧めを頂いたので、じゃあ行きましょうかとなったわけです。お勧めされるだけの価値がある夜景でした。さて、そろそろ夜ご飯を食べましょうということで、場内の長崎ちゃんぽん「悟空」に行きます。その頃は夜ご飯のゴールデンタイムですので、待ちが20組以上ありましたが、よく様子を見ると、複数の店で順番待ちをして、一番早く順番が回ってきた店に入る行動をしている人が多いようです。そこそこ待って入店しますが、ちゃんぽんも皿うどんもなかなか美味しく、「大盛にしても良かったかも」と話しながら店を出て、しばし場内を散策して宿に戻りました。

■12月30日(金)
宿の朝食バイキングは人混みを避けるように、6時半に会場へ向かいます。悠々と朝ごはんを頂いて部屋に戻ります。ちなみに、当日の日の出は長崎県が7時22分、宮城県が6時53分となっており、経度差が大きな日の出の差を生んでいることを実感しました。

この日は長崎市内に移動し、主に路面電車では行けない、郊外のスポットを中心に見て回ります。最初は「長崎ペンギン水族館」です。全国に様々な水族館がありますが、こちらは名前の通りペンギンに特化した水族館です(魚類の展示も少々ありますが)。ペンギン好きにはたまりません。癒されます。お昼は一旦市内に戻り、長崎名物トルコライスをいただきます。お店は「ビストロボルドー」。ボクらは予約して行きましたが、そこそこ人気があるようでして、アポなし来店のお客さんを断っている場面もありました。

午後は「長崎市恐竜博物館」を見に行きます。予約して行きましたが、この日は予約なしでも受付してもらえたようです。ちなみに、お隣には「軍艦島資料館」があり、小さいながらも丁寧に見ていくと見応えがあります。長崎市内とこちらを繋ぐ国道499号線の海沿いからは、軍艦島を肉眼でもはっきり見ることができ、元旦の軍艦島ツアーへの期待が高まります。

夜は稲佐山で長崎の夜景を楽しみます。当初は稲佐山展望台にあるレストランでディナーの予定でしたが、予約にはアプリのダウンロードが必要かつ、数日前になっても予約受付が開始されず気を揉む日々が続いておりましたので、一通り夜景を楽しんだあとは、ルークプラザホテル内の「The House Of 1995」でコースディナーをいただきました。目の前にある鉄板でシェフの方が料理を作るのですが、その手わざも視覚的に楽しめ、ディナーにも満足し、市内の宿に向かいました。

ここまでで結構長くなりましたので、31日以降については「みのる、初めて飛行機に乗る(2)」に続きます。

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