1812祭りその1、コンクール雑感

■6月24日(日)
この日は利府吹さんの14回定演本番当日です。朝からいそいそと多賀城市文化センターへ向かいます。とは言うものの今年はエキストラとしてお呼ばれされている訳ではありませんで、古川シンフォニックウインズの指揮者の方の発案による「1812祭り」で演奏するためです。

この「1812祭り」は正式には「チャイコフスキー『序曲1812年』200周年記念合同演奏プロジェクト」と言いまして、1812年の200年後にあたる今年、県内の一般吹奏楽団で合同演奏する事により、震災からの復興の烽火(のろし)を上げよう、と言う企画です。裏のテーマとしては、このプロジェクトに参加する吹奏楽団同士の交流を人的なレベルまで発展させたいと言う願いもこめられています。

利府吹さんの定演はこのプロジェクトによる最初の本番となります。練習時間が十分でなかったこともあり、随所で演奏の綻びがありましたが、それでも来場者からの反応は上々だったように思います。次回の1812祭りその2は若吹の定演、その3は古川SWさんの定演、最後のその4は62万石吹奏楽祭で、と言うプランになっています。


さて、来月にはコンクールが控えております。個人的には毎年コンクールには出ておりましたが、若吹としては3年ぶりのコンクールです。去年までは県大会が最初の予選でしたが、今年からは地区大会が最初の予選となり、まずは地区大会で終わるか、県大会へ進めるかと言うお話になります。

コンクールに対する考え方は人それぞれの筈でして、コンクールに出るなら結果重視で地区大会は抜けるつもりの方から、そもそもコンクールなんて…と思う方までおそらく様々でしょう。あくまでも個人的意見ですが、若吹が県大会へ進出する事は考えにくいと思っています。

それならあまり拘って練習しなくても、と考える方もいるかも知れませんが、例え地区大会で終わろうとも、「若吹って結構良い演奏だったんじゃない」と誰かに思ってもらえたらと言うのが本音です。酷い演奏をして評判を落とすよりは、できる限りのことをやって、演奏で評判を上げたいのです。