例年よりGWらしく

■4月28日(土)
この日は午後から幸町界隈にある老人福祉施設での慰問演奏です。仕事の都合で直前の2回の練習に出られませんでしたので、やや不安な気持ちで本番に臨みます。今回のお品書きは以下の通り。

♪日本の情景-春
♪マイ ラブ
♪時代劇スペシャル
♪仁-メインテーマ
♪演歌メドレー

今回はテナーサックス、ホルン、ボントロのハーモニーパートが不在でして、一番大所帯のクラパートに結構穴埋めをして頂きました。他のパートも和声の偏りをなくすため、曲によっては大分音を変えたりと、随分苦心したものです。

ちなみにボクはいつも通りユーフォでテューバのパートを吹きます。所々オクターブ上げる場合もありますが、基本はそのまま吹くようにしていますので、ペダルB♭よりも下の音を出すことだってあります。さすがに音量は望めませんがそこは許してもらいましょう(苦笑)

夕方からは多賀城に行きまして、利府吹&多吹のスプリングコンサートの前日練習に臨みます。最後にアルメを一発ノーカットで通したのでヘトヘトになりました(苦笑)練習を終えてから、若文で翌日の仙台グリーンWEさん定演の前日練習をしていたカミさんと合流して、お互いの状況報告に話の華を咲かせたのでした(笑)

■4月29日(日)
ボクは利府吹さんと多吹さんの合同によるスプリングコンサートの本番当日、かみさんは仙台グリーンウインドアンサンブルさんの定演本番です。朝はかみさんを若文までお送りし、それから多賀城に移動しましたので、かみさんは早めに会場着、ボクは明らかに遅刻してしまいますが、スルッと会場入りします(笑)

本日のお品書きは以下の通りです。

【1ステ】
♪課題曲「希望の空」
♪アルメニアンダンス パート1
♪Song For Japan
♪威風堂々

【2ステ】
♪エルクンバンチェロ
♪ホールニューワールド
♪アニメ・メドレー久石譲作品集
♪ふるさと
♪Let’s Try Again
♪演歌メドレー
♪Everyday、カチューシャ(アンコール)

一番何だかなぁと思ったのが「ふるさと」。合唱パート付きの譜面だったのですが、これが妙に凝り過ぎのアレンジでして、「30年後、生まれ育った村の田畑はなくなり、幅100mの道路ができ、道沿いには高層ビルが乱立し、地下には地下鉄、ビルの上にはなぜかモノレールが走る」感じの「超未来的ふるさと」な感じがして、違和感バリバリでした。やっぱりアレンジって大事です(苦笑)

演奏会が終わってからは、若吹の合奏をするため打ち上げは辞退して仙台に戻ります。裏方で手伝って頂いたタマロさんがこの後仙台で同窓会があると言うので、日頃のご恩返しも兼ねてお送りしたのでした。でも、結果的にウチから打楽器を車に積み込むのにお手伝いを頂きまして…すみません(苦笑)

■4月30日(月)
この日と翌日は、珍しくボクとかみさんの休みが重なります。じゃあどっか行きたいねと思案した結果、JR陸羽東線の「リゾートみのり」に乗って山形の新庄まで行き、それから鳴子温泉に戻って一泊するプランを立てました。

朝は仙台駅9時25分発車ですので、早めに行って駅弁を買います。やっぱり駅弁は電車に乗って食べるのが一番です。高速バスで駅弁と言うのはどうも落ち着きませんでしたので(苦笑)

この「リゾートみのり」は仙台から小牛田までは東北本線、小牛田から新庄は陸羽東線を直通で走る特別列車です。指定席で510円プラスするだけで乗れます。車内は広々、仙台を発車する時と鳴子温泉に停車した時は駅員さんとご当地キャラクターがお見送りとお出迎えをしてくれます。加えて、在来線の列車にも拘わらず車内販売がありますので、なかなかハイソなんです。何分臨時列車扱いですので、毎日運転ではありませんし、一日一往復なので時間的制約もありますが、お勧めです。

途中、昨年の秋口に通い詰めた古川・岩出山を通ります。二人で岩高見えるかなとか、何だか懐かしいねとかやっておりました。それから鳴子温泉を過ぎて、一路終点の新庄へ向かいます。この時期、新庄ではカド焼きまつりと言うのが開催されているようでして、駅近くの最上公園まで出掛けてみます。

駅前は大分閑散としていますが、最上公園に近づくと一気に人口が増えてまいります(笑)その中には出店があったり、歌謡ショーがあったりしますが、お昼は駅近くでとりもつラーメンを食べる事にしていますので、小腹を埋める程度で我慢する事にします。そんな訳でチョイスしたのが、秋田の「ババヘラアイス」に類似した4色アイスです。おばちゃんがヘラで4色のアイスと言うよりはシャーベットを盛って行く辺り、ババヘラっぽいです(笑)食感はさっぱりしていて、ベトツキ感がありませんので満足です。

近くに「新庄ふるさと歴史センター」と言うのがありまして、折角なので見に行ってみました。ここの地下には歴史を感じさせる骨董品が大量に展示されており、中にはピアノやオルガン、蓄音機やアナログの計算機などもありまして、骨董品マニアではないボクもやや興奮してしまいます(笑)

それから駅前まで戻り、お目当てのとりもつラーメンを食します。モツは臭みがなく、食べやすい感じでして、美味しく頂いて駅に戻ります。ここから鳴子温泉までは普通列車で一時間ほど揺られ、駅を降りてから10分弱歩いて今晩の宿へ向かいます。

今回の宿は扇屋と言うホテルです。宿代も温泉地としては割合リーズナブルですが、貸し切り露天風呂があり、空いていれば使い放題になるのがポイントです。どうやらボクらは他のお客さんとは行動パターンがズレているらしく、内風呂も露天風呂も貸し切り状態で入ることが出来ました。

■5月1日(火)
宿をチェックアウト後、昨年の岩高でお世話になった先輩が駅近くでお勤めなのを思い出し、ちらっと見てみた所あっさりご本人を発見!二人でお声を掛けようか逡巡しておりましたが、「どちらさん」状態になってもアレだよねえと思って断念し、大人しく列車を乗り継いで仙台まで帰ったのでした。

■5月4日(金)
秋保温泉の緑水亭では、毎年新年とGW期間中にコンサートを開催しています。金管5重奏+フルート、ヴァイオリン、若女将が演奏するピアノと言う編成で、さながらミニオーケストラのような感じです。以前に一度見に行った事があり、また行きたいなと思っていました。

元々二人で見に行くつもりでしたが、折角なので誰か一緒に行かないかなと声を上げてみた所、しょうちゃんが話に乗ってくれました。今回見に行ったのは20時半開演の夜の部です。周りは温泉に入って浴衣に着替えた宿泊客ばかりで大分気後れしますが、始まってしまえば高度なテクニックに裏打ちされた演奏を楽しみます。

何曲か若旦那がトランペットで登場しますが、C管やB♭管、A管ピッコロと曲によって楽器を持ち替えていて、何とも芸達者だなあと思いました。初めてコンサートを見たかみさんとしょうちゃんは、思いの外楽しんでくれたようでした。

■5月5日(土)
夫婦でのんびり起き出して、名取の仮設住宅に住んでいるかみさんのお祖母さんの所へ出掛けてから、以前から気になっていたアンパンマンミュージアムに出掛けます。ここは1Fが物販スペース、2Fが有料のミュージアムになっています。2Fは小さいお友達と保護者がわんさか。色々なイベントがありますが、全て小さいお友達対象です。

大人でも楽しめるのは1Fの物販スペースです。グッズ販売と飲食スペースが色々ありまして、特にアンパンマンのキャラクターをかたどったパンが売られていたのが結構人気がありました。折角だからと残っているのをいくつか買いあさって来ました。翌日の朝ご飯で頂く予定にします。

夜はパーカスのきなこちゃんをウチに連れてきてお泊まりです。翌日はPWO定演のホール練習があり、イズミティ21への集合時間が9時と早いため、ウチに泊まってもらう方が良かろうと言う事になったわけです。

■5月6日(日)
と言う訳で、朝からPWO定演のホール練習です。4月一杯ボクは前の週のスプコンに掛かり切りになり、大分練習が遅れておりましたので、ここから一気に取り戻す必要があります。

本番は6月3日、会場はイズミティ21小ホール、開場13時半、開演14時、入場無料となっております。ボクら夫婦を含む若吹のメンバーが何人かお手伝いさせて頂いておりますので、どうぞお越し下さいませ。