みのる、初めて飛行機に乗る(2)

■12月31日(土)
この日から路面電車で行ける範囲で動くことになりますので、長崎空港で借りたレンタカーを返却してから、予約していた市内バスツアーに参加する算段なんですが、よく確認すると、レンタカーの返却場所は長崎駅前より路面電車で7つ向こう側の辺りです。よって、レンタカーを返却してから路面電車で長崎駅前まで戻り、バスツアーの受付をいたします。

参加したバスツアーは、長崎バス観光の「長崎よかとこコース」です。今回の参加者は14人ほど、大体は夫婦で参加されているようでしたが、ボクらが一番若そうです(笑)長崎市内のスポットを観光バスで巡りますが、この日は長崎原爆資料館が休館のため、近隣のホテルにバスを停め、一時自由行動となりました。自力では見落としてしまうスポットやエピソードを知ることができ、有意義な時間でした。

バスツアー終了後、見ておきたい眼鏡橋を見に行き、近くにあるハート形の石も見てきました。さて、今年最後の食事は宿の近くにある「YAKINIKU SORAUMI NAGASAKI」です。但馬太田牛を使ったコース料理をいただいたんですが、普段苦手なすきやきも美味しくペロリと食べられました。比較的人気のお店のようで、当日は予約で満席だったようで、アポなし来店のお客さんを断る場面もありました。

宿には早めに帰り、紅白を四の五の言いながら見つつ、年を越す前に寝てしまいました(笑)

■1月1日(日)
この日は軍艦島上陸の予定です。朝食を早めに食べて、8時半位に出発し、「軍艦島ミュージアム」に到着し次第、ツアーの受付をします。ボクらは予約済みでしたので問題ありませんでしたが、予約で満席であるにもかかわらず、自分の他に友達も追加させろとねじ込んでくるDQNがおりまして、年の初めから少しげんなりします。出航までは「軍艦島ミュージアム」館内で展示や解説に触れておりました。軍艦島の立ち入り禁止区域をVRで見られるようになっており、結構臨場感たっぷりです(笑)

10時過ぎに出航して軍艦島へ向かいますが、上陸基準より波が高いということで上陸は断念し、軍艦島の周りを周遊して戻りました。2時間船の中で揺られっぱなしでしたので、少々船酔いした次第です(苦笑)3年程前から長崎市の条例で上陸基準が定められて以降、以前より上陸率は下がっているようです。妻は条例ができる前に長崎に行きましたので、上陸基準が緩かったいう事なのでしょう。

軍艦島周遊から戻ってからは、前日に見られなかった長崎原爆資料館と、隣接する国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館を見てきました。長崎原爆資料館の展示はあまり情緒に訴えかける感じではなく、事実を淡々と伝えているように感じましたが、それでも一通り見て回った結果、心に重いものが残りました。

夜ご飯は「長崎卓袱浜勝 長崎総本店」に行きました。卓袱(しっぽく)料理は長崎の食文化の代表的な存在のようです。価格は上を見るときりがありませんが、最近はあまり量を食べられないと思いましたので、比較的廉価な「卓袱ハタコース」をチョイスしましたが、それでもまあまあのボリュームで美味しくいただきました。

■1月2日(月)
長崎の旅も最終日です。この日は特段の予定は入れず、宿でゆっくり過ごしてから、長崎駅から西九州新幹線「かもめ」で武雄温泉駅まで移動し、そこから特急「リレーかもめ」で博多駅に向かいます。現状、西九州新幹線は長崎駅から武雄温泉駅のみ開業しています。当初は博多駅と長崎駅を結ぶ計画だったものの、佐賀県の費用負担等で紆余曲折があり、このようになっているそうです。

ボクらは特に困りませんでしたが、年配で荷物の多い方にとっては、武雄温泉駅での乗り換え時、落ち着く間もなくリレーかもめが発車しておりましたので、難渋されていたように見えました。

博多駅に着いてからは、案内表示に従って地下鉄に乗り換え、福岡空港に入ります。時間的に余裕があったのと、事前のリサーチもありましたので、早々に保安検査も終え、搭乗者待合室で待機することとなりました。

搭乗者待合室から飛行機まではシャトルバスで移動してから仙台空港に向かうのと、仙台空港に到着後出口まで10分以上歩きましたので、所要時間は正味2時間半くらいでした。搭乗中、結構気圧の変化が大きかったのか、自宅に到着するまで難聴が続きました(苦笑)

そんなわけで、生まれて初めての飛行機の旅が終わりました。今後飛行機で旅に出ることがあるかどうか分かりませんが、とても良い経験になりました。次はいつどこへ旅に行こうかな、と考えてばかりいます(笑)

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