吹奏楽コンクール第52回宮城県大会

■7月25日(土)
コンクールの前日練習は夜からですので、仙台市民会館に行って来ました。仙台青葉・泉の地区大会です。先日練習を見させてもらった泉松陵高校を含め、高校大編成の演奏をまとめて聴いてきました。

出場は7校ですが、昨年のコンクールで県代表になった学校が3校ありますので、県大会に進めるのは通常枠の3校+割り増し分の3校で、何と6校!つまり、最下位の学校のみが残念賞となる、ある意味イヤな話です。

と言う訳で、どこが残念賞になるのか見極めながら聴く事になります。イヤな話ですけども。(苦笑)しかし、7校の演奏が終わった段階で17時を過ぎましたので、練習に行くため市民会館を退出し、結果の連絡を待ちます。

母校の演奏も聴きました。課題曲はまずまず。自由曲のベルキスについては、狂宴の踊りの後半の細かい動きで一杯一杯になった模様で、客席の手前で音が止まりました。やっぱり難しいのね、ベルキス。

結局、残念賞を引いてしまったのは、ローストのスパルタカスを超ハイスピードで演奏したために取っ散らかってしまった仙台二高でした。泉松陵は何とか県大会に進出。良かったね。県大会も見に行きますよ。

夜は若吹の前日練習。大部分のメンバーも揃い、まずまずの手応えのような気もしましたが、各パートでのアンサンブルに不安が残ります。パートやセクションレベルでの練習が明らかに不足していましたので…

■7月26日(日)
いよいよ本番当日です。午前中に軽く合奏をして、あとは早めに会場の岩沼へ向かいますが、普通に4号線バイパスで向かったら渋滞に巻き込まれてしまい、会場への到着も少し遅れ、他団体さんの演奏も思うように聴けませんでした。

その中で特筆すべきだったのは、しょうちゃん、諭吉さん、りえぞうさんが在籍している古川シンフォニックウインズ。課題曲のシャンソンは出だしから音色に抑制が効いていて、今までのウインズとは違う趣きです。なかなか良い演奏です。

肝心の若吹の演奏はと言いますと、去年よりは安定感のある演奏になったと思いますが、弱奏が本当に弱々しいのと、どうもハモリの按配が宜しくありません。かく言うボクも、途中から身体が硬くなり、思うように吹けなくなってしまいました。

結果、若吹は今年も銅賞に終わりました。脱銅賞は来年へ持ち越しとなりました。で、演奏に目を見張った古川ウインズは12年ぶりの金賞という快挙を成し遂げ、表彰式に立ったしょうちゃんは涙ちょちょぎれんばかりだったそうです。

これで夏も終わりです。これからは暑い秋が訪れます。