混沌

時々、あまりの寂しさに胸が苦しくなる事があります。

吹奏楽を通じて、色んな所に沢山の仲間がいます。ありがたいことです。演奏者として認めてもらっているところもあります。割合色んな事を経験しているために相談を受けたりすることもあります。自分が皆の役に立っているのであれば、張り合いも出ますし、頑張ろうと思うものです。

でも、元来が人見知りなばかりに、誰にでも声を掛ける事が出来る訳ではありません。折角外に演奏の手伝いをしに行っても、話をする事が出来るのは極々一部のメンバーばかり。それでも、睡眠時間を削ってでも、忙しく動いていれば、誰かと話す事が出来ますから、それ程寂しさを感じずに一日を過ごす事が出来ます。

でも、ウチに帰ると孤独の時間が訪れます。メールなどで誰かとやり取りをしていれば気は紛れますが、やり取りがパタリと止むと、孤独を感じずにはいられなくなります。まあ、自分から積極的に対人関係を構築出来ないのに、寂しいと思うのも矛盾していると言うか、変な話なんですが。

贅沢なんだろうと思いますが、ボクが望んでいるのは、「プレーヤーとして使える人」とか「ノウハウを色々持っている人」のような便利屋さんとしてだけ生きていくのではなく、やはり誰かと寄り添って生きたいのだと思います。それが叶わないのが言いようのない寂しさに繋がって、胸が苦しくなるんじゃないかと。

根本的な所を何一つ打開出来ないボクのスパイラルはどこまで続くのか…はあ。